日中首脳会談 2014 11 8

 北京で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、
日中首脳会談が開催される見通しとなりました。
それに先立ち、合意文書が発表されました。
首脳会談の前に合意文書が発表されるのは、異例だと思います。
 さて、このような文書で合意ができたならば、
首脳会談では、別の話題を話し合ってほしいものです。
 朝鮮半島で不測の事態が起こった時に、どう対応するのか。
朝鮮半島の「不測の事態」が、
日中間の「不測の事態」に発展するのは避けたいものです。
 次に、人民解放軍と自衛隊のホットラインを構築すべきです。
過去には、党中央の意向を無視した、
人民解放軍の末端での動きがありました。

平時と有事 2014 7 6
 北朝鮮は、3回目の核実験を成功させて、
事実上の核兵器保有国になりました。
 さらに、北朝鮮は、米ロに次ぐ世界第3位の化学兵器大国で、
サリンをはじめ約2500トンの薬物を保有と推定されています。
 このような厳しい現実を見れば、
韓国の政治家も官僚も、反日をやっている場合ではなく、
「自分たちの未来が、どうなるか」を真剣に考えなければなりません。
 にもかかわらず、韓国の政治家も官僚も、
「見たいところは見て、見たくないところは見ない」という、
少女漫画の世界に逃避しています。
 韓国が、このような状況ですから、
日本としては、独自に対策を考えなければなりません。
 最悪の場合、「北朝鮮崩壊→38度線消失→核兵器と化学兵器が行方不明」という展開です。
その上、中国の人民解放軍が、どう動くかも考える必要があります。
 人民解放軍の瀋陽軍区の精鋭部隊が38度線まで到達するのに、
1日もかからないでしょう。
 人民解放軍は、北朝鮮の核兵器と化学兵器を確保しようとするのでしょうが、
はたして、うまく行くか疑問があります。
 しかし、こうした混乱で、最も考えられるのは、
人民解放軍による台湾侵攻です。
 同時に台湾侵攻の陽動作戦として、
日本の尖閣諸島で何らかの動きがあるでしょう。
 このような二正面作戦に日本は耐えられるのか。
日本国民がパニックになるのは仕方ないけれど、
政府もパニック状態に陥るのが見えています。
 平時に有事のことを考える。
これができなければ、政治家とは言えないでしょう。
 有事には、誰もが異常心理になってしまいます。
だからこそ、平時に有事のことを考えることが大切です。
これができる政治家こそ、一流の政治家と言えるでしょう。

























































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